【全体編】3歳男の子 七五三やる?やらない?迷った私の体験談

3歳男の子の七五三ロケーション撮影
撮影 左:山猫写真館、中央:にちにち寫眞、右:このときねphotography

3歳男の子の七五三、やる?やらない?
わたし自身も、息子が3歳になるまでは「男の子は5歳だけでいい」と思っていました。

でも、フォトグラファーとしてたくさんのご家族を撮影する中で、
3歳ならではの“かわいさ全開”な姿も、たくさん見てきました。

迷ったわが家も、慎重派の息子に合わせて4つの方法を試してみました。

母としての視点と、フォトグラファーとしての視点、
両方から、わたしのリアルな体験をお届けします。

目次

3歳男の子の七五三って、やる?やらない?

そもそも「3歳男の子」の七五三、意味あるの?

七五三といえば、
3歳は「髪置きの儀」、5歳は「袴着の儀」、7歳は「帯解きの儀」といった由来があります。

本来、3歳の七五三は男女ともにお祝いする行事でしたが、
最近まで「男の子は5歳だけ」「3歳は女の子だけ」というイメージが強かった人も多いのではないでしょうか。

私も東京で育ち、そう思っていたひとりです。
でも、実は地域やご家庭によって考え方はさまざま。

最近では、

  • 「可愛い時期の記念に3歳でも写真を撮りたい」
  • 「兄弟姉妹で一緒にやる」
  • 「おじいちゃんおばあちゃんに見せたいから」

という理由で、3歳でも男の子の七五三をする方も増えてきています。

やらない人もいる?「迷う」のが普通です

3歳男の子の七五三は、必ずやらなきゃいけないものではありません。
むしろ、「男の子は5歳だけでいいよね?」と考えるご家庭も、今でも多いと思います。

実際に、わたしの友人やお客さまの中でも

  • 「着物を着るのを嫌がりそうだから、5歳だけにしようかな」
  • 「お参りまではしないで、写真だけにしておこうかな」
  • 「下の子とまとめて5歳の時にやろうかな」

といった声もたくさんありました。

だからこそ、「やらない」「迷う」こと自体が普通なんです。

子どもによって性格も違うし、
家族のタイミングや、住んでいる地域の考え方もそれぞれ。

「3歳だからやるべき」「やらないといけない」というものではなく、
“その子や家族にとってちょうどいい形”を考えてあげればいい
私はそう思っています。

わが家も最初は「やらないかも」から始まりました

わが家の場合も、最初から「七五三やろう!」と決めていたわけではありませんでした。
息子はどちらかというと慎重な性格で、はじめてのことや着慣れない服に戸惑いやすいタイプ。
「着物なんて絶対着てくれないんじゃない?」と心配していたんです。

でも、一方でフォトグラファーとして働いてきた中で、
「3歳ならではのあどけなさや可愛さを写真に残したいな」と思う気持ちもありました。

それに、フォトグラファーとして
「自分の息子でいろいろ試してみたら、同じように悩むママたちの参考になるかも」と思ったんです。

だから、迷っていたはずなのに、気づいたら“被布を買って”準備していたんですよね(笑)。
「やるかどうか迷う」といいつつ、「まずはやってみよう!」と決めた瞬間でした。

結果的に、

  • 春にロケーション撮影で七五三っぽい写真を撮る
  • スタジオで着物姿も残してみる
  • 秋のお参りの日に、家族で出張撮影してもらう
  • モデル撮影で“お試し”の場を作って慣れてもらう

という、4つのパターンを全部やってみることにしたんです。

わが家も、いろんな形で3歳七五三を楽しんでみました。

母でありフォトグラファーの私が試した4つの方法

3歳男の子の七五三では、実際に次の4つの方法を試しました。

  • 春のロケーション撮影
  • 写真館でのスタジオ撮影
  • お参り当日の出張撮影
  • モデル撮影で“試し撮り”

それぞれの方法にメリット・大変だったことがありましたが、
「どんな形でも、そのときの息子らしさを残す」という気持ちで取り組みました。

→ 詳しくはこちらの記事でご紹介しています👇
3歳男の子の七五三、写真館・出張・ロケ撮影…全部やってみた私の本音

やってよかったと思えた“理由”と“気づき”

3歳男の子の七五三、やるかどうか悩んだけど——
「やってよかった!」 と今なら心から言えます。

もちろん、スムーズにいかなかったことも、
途中で「これ大丈夫かな…?」と思ったこともたくさんありました。

でも、
「ちゃんとした七五三」じゃなくていい、
“わが家なりのやり方”でこの時期の息子を残せたこと、
そのプロセスごと、すべて宝物になりました。

「やらなきゃ」じゃなく「やってよかった」

  • 「3歳男の子だから、やらなきゃいけない」という気持ちではなく、
    「今しかない可愛さを、どう残そう?」と考えたからこそ、やってよかった。
  • 七五三の“本番感”にこだわらず、まずは試してみる
  • いろんな形で残すからこそ、家族にとって自然なペースで楽しめた
  • 無理に完璧を目指さなかったから、息子のペースを尊重できた

七五三って、その子らしさが一番見える行事かも

3歳男の子の七五三は、
「着物を着せたらハイおしまい!」とは、なかなかいかない(笑)

イヤイヤしたり、走り回ったり、泣いたり笑ったり…。
でも、それこそが 「今のこの子」そのもの。

親も、
「こうしなきゃいけない」にとらわれず、
「この子らしさを残せばいいんだ」 と思えたことで、気持ちがラクになりました。

わたしも、草履をはかせることは最後まで諦めましたし、
ふと自分の兄の昔の七五三写真を見返したら、
スーツでお参りしていた記録が残っていて、それもまた素敵だなと感じたり。

着物にこだわりすぎず、
「着れたらラッキー!」 くらいの親の心持ちが、
楽しい1日になる秘訣なのかもしれません◎

ちなみに、
3歳女の子と男の子の七五三は、そもそも難易度が全然違う! と、私は思っています。

女の子の場合、
ヘアメイクをしてもらったり、プリンセス気分になれたり、
「可愛くなれる」という楽しみが本人にもあることが多いんですよね。

一方、男の子にとっては、
ただ慣れない着物を着させられて、自由に動けなくなるだけ…。

だから、同じ3歳でも、
「着物を着るまでのハードル」が全然違うなと、たくさんの七五三を撮ってきて感じています。

まとめ|迷ったら、小さくやってみるのもアリ

3歳男の子の七五三、
「やる」「やらない」を決めきれなくても、
“小さくやってみる” という選択もあるんじゃないかな、と思います。

例えば…

  • お参りはせずに、写真だけ撮る
  • 被布や袴じゃなく、洋装でもOK
  • 着物はレンタルで気軽に
  • 家族だけで、ちょっとしたお祝い写真を残す

「これが正解!」なんてものはなくて、
その子や家族にとって“今できること”を楽しめばいいんだと思います。

わが家も、春・夏・秋といろんな方法を試して、
「完璧な七五三」ではなかったけど、
今振り返ると、どれも大切な思い出です。

迷ったら、
まずは 「写真だけでも」「着物に袖を通すだけでも」 いいから、
小さくやってみるのも、すごくアリです◎

思い出を写真に残すなら「このときねphotography」

七五三は、お子さまの成長をお祝いするだけでなく、
「こんなに大切にされていたんだ」と、
お子さま自身が未来で気づける、家族の愛情の記録でもあります。

3歳ならではのあどけない表情、ちょっとしたイヤイヤも、
大人になったときに笑って思い出せる大切な一瞬。

「このときねphotography」では、
ご家族のペースやお子さんの様子に合わせて、
無理に笑わせたりポーズを強制せず、
その子らしい自然な七五三を大切に撮影しています。

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