スマホで撮った写真や動画は、放っておくとあっという間に増えます。
忙しい育児中に助かるのが、クラウドのバックアップ。
検索も共有もできて便利。課金して容量を増やせば、管理もラクになる。
ただ、思い出を扱うときだけは、ひとつだけ意識しておきたいことがあります。
クラウドは「便利」だけど、「万能な金庫」ではないということ。
クラウドが悪いわけではありません。むしろ、これからも主役になっていくと思います。
でも「クラウドに入っている=絶対に消えない」と思い込むと、あとから困るケースがあります。
クラウドは他社サービス。ルールや料金が変わる可能性はゼロではありません。
「いつか有料になるかも」「値上げするかも」を怖がる必要はないけれど、知った上で使うと安心の質が変わります。
家族の思い出が、1人のアカウントの中に閉じると、万一のとき家族がアクセスできません。
「家族の思い出」だからこそ、家族で管理できる形があると強いです。
頻繁ではありませんが、クラウドでも「想定外」は起こり得ます。
だからおすすめは、クラウドを否定することではなく、役割を決めて、他の逃がし先も持つことです。
思い出バックアップの考え方をシンプルにすると、これが一番バランスが良いです。
※ここで言う「手元」は、“クラウド以外”という意味です。
クラウドは便利なので使ってOK。ただし「クラウドだけ」に寄せすぎないのがポイント。
クラウドは「どこでも見れる」「共有しやすい」「検索しやすい」便利な場所。
でも、思い出を守る目的なら クラウドは“保険(避難場所)”として使うだけでも十分です。
全部をクラウドに入れると、写真や動画が多い人ほど
50GB → 200GB → 2TB… とプラン変更が必要になり、量が増えるほど整理が億劫になりがち。
結果として「扱いにくい膨大なデータ」になって、クラウド課金から抜け出しにくくなります。
だからおすすめは、大切にできる量を手元で管理して、厳選した分だけクラウドに避難。
クラウドの容量を増やし続けるのは、片づけが追いつかないままトランクルームを借りて荷物を入れていくのに少し似ています。
例えば、こんな厳選でも十分意味があります。
迷ったら、今の生活スタイルに近いものから選ぶのがいちばんラクです。
※スマホは持ち歩く=紛失・破損リスクが高め。スマホだけはおすすめしません。
昔はアルバムが当たり前で、それで困らなかった。
今でも、紙は「見返す入口」として強く、メインになりうる選択肢です。
※災害対策として「全部」ではなくてもいいので、厳選してクラウド避難がおすすめ。
複数サービスの無料枠を渡り歩いたり、安い新サービスを救世主のように採用すると、分散が増えやすいです。
無料ほど怖いものはない。
思い出であり個人情報でもあるものを預ける、という意識を一度だけ持っておくと、選び方がブレにくくなります。
次は「家族の写真が分散する問題の解決(集め方ルール集)」で、散らばらない仕組みを作っていきましょう。
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第9回 赤ちゃんの等身大フォトアワード 入賞
写真展参加
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