3歳男の子の七五三、「5歳だけでいいのかな?」「着物、着てくれるんだろうか?」
と迷う方へ。
わたし自身、母でありフォトグラファーという立場から、
息子の3歳七五三で 春ロケーション、写真館、出張撮影、モデル撮影 の4つの方法を全て体験しました。
慎重な性格で新しいものを受け入れにくい息子。「着物なんて着てくれるのかな?」と心配もありました。
母として悩みながらも、フォトグラファーとして「試してよかった!」と思えた4つの方法を、
どんな方にも役立てていただけたらと思い、まとめています。
わが家の息子は春生まれ。
「せっかくなら、桜の時期に3歳なりたての七五三姿を残したい!」
そんな気持ちから、春のロケーション撮影にチャレンジしました。
最近では、秋に限らず春にも七五三写真を撮るご家庭も増えてきています。
春の桜や新緑の中で、やわらかく自然な雰囲気の七五三写真を残せるのが魅力です。
息子は、初めての着物にかなり慎重でした。
だから、お誕生日会で両家祖父母を招いて「初・着物お披露目」の予定が、まさかの拒否反応…。
「甘くなかった…!」と母、撃沈(笑)
でも、着物を目に見えるところに飾って
「これが○○くんの七五三だよ」「じいじばあばが喜ぶよ」と声かけを続けてきたので、
少しずつ気持ちが慣れてきた様子もありました。
そして、ロケ当日は、ご褒美をお守りに(笑)、
3歳なりたてのまだ2歳っぽさの残る表情と、春のやわらかい光がとてもマッチしていて、
「この時期に撮ってよかった!」と心から思える写真になりました。
息子の1歳、2歳と、毎年家族写真を撮ってもらっていた昔ながらの写真館。
今年も被布姿で家族写真を残して、
「飾れる台紙」を増やしたいと思い、お願いしました。
「今年も1冊、増えるね」
そんな気持ちで向かった写真館ですが、当日は予想外の展開もありました…!
それでも、今振り返ると「3歳の被布姿」をちゃんと残せたことは、本当にやってよかったと思っています。
子育てって、そのときは大変でも、後から写真を見ると
「やってよかったな」「あのとき頑張ってくれたな」と宝物になりますね。
そして、息子も仕上がった台紙を見て、
「これ、○○くんの七五三?楽しかったね!」
なんて言ってくれたりして…(実際、現場ではイヤイヤしてたけど!笑)
お参り当日は、両家の祖父母も一緒に、家族みんなで息子のお祝いをすると決めていました。
せっかくの機会だから、お参りだけでなく、
そんな、「日常の延長にあるお祝いの1日」として、出張撮影をお願いしました。
でも、フォトグラファーさんがいる間、
祖父母もスマホに夢中にならず、「目の前の孫と向き合う時間」を過ごせたのは本当に良かったです◎
実は息子の七五三で、着物を着たのは4回。
春のロケーション撮影→写真館→モデル撮影→秋のお参り出張撮影
この「モデル撮影」は、フォトグラファー仲間の作品撮りで
息子がモデルとして参加させてもらった機会でした。
春ロケ・写真館と、着物にチャレンジしてきたものの、
まだ「襦袢(じゅばん)」を着ることには成功していなかった息子。
「着物を着ること自体が楽しい!」と思えるような成功体験を、まだ積めていなかったんです。
そんなときに巡ってきたこのチャンス。
当日は、他にもモデルちゃんがいて、
「お友だちと一緒!僕も!」という気持ちになってくれたおかげで、
はじめて前向きに、着物を楽しんで着ることができました。
でも、いきなりうまくいったわけではなく、
これまでの春ロケ・写真館での経験や、日々の声かけ、
当日の雰囲気・気分・成長具合…
すべての積み重ねとタイミングが揃った結果だったと思います。
3歳男の子の七五三でしか残せないもの。
それは、やっぱり“あどけなさ”や“幼さ”なんだと思います。
そして、5歳になると、すっかり「少年」らしくなって、
まだまだママが大好きな可愛い5歳さんですが、格好よくポーズも決まるんです。
着物も頑張って着こなしてくれる子が多いです。
でも、3歳の男の子は違います。
その姿こそ、「今のこの子」そのもの。
5歳では撮れない、幼い表情や仕草を
“七五三”という特別な装いの中で残せるのが、3歳七五三の魅力なんじゃないかなと思います。
もちろん、5歳七五三もすごく素敵です。
でも、あえて3歳でもやってみたからこそ、
わたしは「やってよかった」と心から思えました。
もし迷っていたら、
「5歳だけでもいいけど、3歳も小さく残しておいてもいいかも」
そんな気持ちで考えてみてもいいかもしれません◎
「七五三としてやるべきなのか、まだ迷う…」
そんなときは、“七五三”という枠にとらわれず、3歳のお誕生日記念や、日常の家族写真として残すのも素敵な選択だと思います。
例えば、
こうした「特別すぎない日常の記録」も、
将来見返したときに「こんなに小さかったんだなぁ」「この頃もかわいかったなぁ」と感じられる大切な宝物になります。
3歳は、まだまだ甘えん坊だけど、ちょっとお兄さん・お姉さん気分も芽生える時期。
ママやパパとの関わりの中で、できることがどんどん増えていく、そんな成長の過程ごと写真に残しておくのもおすすめです。
だから、七五三をきっかけに、
「今、この瞬間のわが子との時間」を残してみるのも素敵ですよ◎
3歳男の子の七五三、
「着物が着れるか心配」「イヤイヤ期でも大丈夫かな?」
そんな迷いや不安も含めて、わが家らしい思い出に変えていきませんか?
このときねphotographyでは、
ご家族それぞれの想いやお子さんの様子に寄り添いながら、
七五三も、家族の日常も、記念日も
一緒に楽しく撮影しています。
「まずは相談だけでもOK」ですので、
お気軽に公式LINEからお問い合わせくださいね📱
・【全体編】3歳男の子 七五三やる?やらない?迷った私の体験談 記事はこちら
as seen in
第9回 赤ちゃんの等身大フォトアワード 入賞
写真展参加
掲載